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昨日の3人の小集団キッズでのこと

当センターのスタッフは兼業している者が多く、火曜日だけ勤務の二人のスタッフも、日頃全く違う仕事をしています。
センターで、初めて発達障がいの子どもたちと出会い、毎回、子どもたちが見せる様々な姿に戸惑いながらも、センターの理念どおり、子どもたちが大人の指示どおりにしない時も思うどおり進まない時も、『ダメ!違う!早く!』(否定・命令・禁止)は言わないことを貫いています。
肯定のことばに変え、その都度受容する姿勢でかかわっています。
その状況を招いたのは子どものせいでなく、自らのかかわりのまずさであることを自覚しながら、どうしたらうまくいくかを絶えず研修しています。

最初は、積極的に中に入りコーディネートしてきましたが、今は安心して任せられます。

昨日のできごと

順番を待つことが苦手な子ども、自分の役割が終わったら友だちのやっていることに関心を向けない子どもに、自作教材を見せながら説明しました。
みんなしっかり聞いて、次の学習では、順番を意識するとともに友だちの役割にも目を向けながら、友だちの小さな声にも耳を傾けているではありませんか!

小さなボードに書いたのは、『1.2.3』と名前に順番を書いたものではなく、写真のように、『まだ』『つぎ』『いま』『おわった』に子どもの顔を貼り、その都度動かしていくものでした。


『これはいい!』

順番を可視化するだけでなく、動かしていくのでとてもわかりやすかったです。
学校訪問し、スケジュールにナンバーを書いても、番号を覚えていること、終わったことや次への意識を持ちにくい子どもにとって効果が薄く、これは大人が忘れない大人の都合と思うこともしばしばだったため、『さすが!』と思わずつぶやいてしまいました。

子どもに寄り添えるスタッフは、たとえ離席して違うことをして集団に入れない子がいたとしても、笑顔で、子どもの離席の理由をことばにして接しています。
その様子を見ながら、お母様たちも、スケジュールが進まないことに苛立つこともなく、我が子が乱したと落ち込むことなく、ハラハラはしつつも、受け止めてもらっている安心感に充たされる場になっているようです。
お母様とスタッフとのグループLINEでのつぶやきから感じました。

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今回のテーマはお金の学習です。
筑波大学人間系教授(専門分野:特別支援教育、運動障害リハビリテーション)の講義と当センターの長年の指導研究をもとにすぐに実践できる実践形式のセミナーを実施します。
参加資格はありません。小さなお子さんや療育を受ける方の保護者さま、指導担当者さま、教育に従事されている方、保護者の方などご興味のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。

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