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娘は、充実していた慶應義塾大学での最後の日となる卒業式前の2月に、語学力を付けたいと、学費を自分で貯めて、誰ひとり知り合いのいないカナダに飛んだ。途中体調崩したりアクシデントもあった中、人に恵まれ全課程を修了し、今日帰国する。危なっかしくて、ずっとマネージャーの如く示唆してきていたため、手の届かない地で無事に暮らせるか心配ばかりがつきまとっていたが、投稿されているインスタの写真には、絶えず周りに友だちがいた♪

息子は、無事大学院博士号取得!

一昨日、思いがけなくサプライズプレゼントが届いた。
誕生日にしてはちょっと早いなぁと開けてみると両親への感謝の気持ちと自分の船出と掛け合わせたクルージングのプレゼント
なんとまあ、粋なことを。

思い返すと、君は人の縁に恵まれていた、というか、ストイックに物事をこなす君を応援してくれる人が絶えず周りにいた。スポ少の野球は嫌なこと辛いことで辞める人にしたくない親の思いで、行きたくないと逃げる君を追っかけ引っ張り最後までやらせたが、この時も監督は家まで迎えに来てくれた。その後は、自分で道を切り拓いていった。高校入試、棒高跳び、大学入試、筑波大大学院のままでいるかと思いきや後期課程は古巣に戻りたいと京都に行き、まさかのDJとの掛け持ち・・・。見守ってきただけなので、どんなことが起こっていたのか詳しくはわからないが、こけた時もめげた時もあっただろう。

とにかく、ふたりとも果てしない夢を持ち、やりたいことをやっている。
ふたりの新たな船出の時。これからも荒波もあるだろう。穏やかな日もあるだろう。

小学生の頃からふたりの門出で言ってきたこと

人を大切に!自分を大切に!
あなたの命はあなただけのものではない。

逆境にあらば根を張れ!
順境にあらば枝を張れ!


今日の朝活
昨日の小3のお子さんのお話です。

午後2時に帰ってきたけど、宿題が終わっていない。
なぜかを聞くと、お兄ちゃんの声が気になり、集中できなかったからと。
お母さんは、家具をパーテッションにして、お互い見えないように工夫されてはいました。
見えた方が何をしているかを確認できるのではとも思いつつ・・・。
聞き漏らして忘れ物が多いA君なので・・・。

「いつも、聞き漏らさないように注意して人の話を聞きなさい!と言われているから、聞き漏らさないようにしてるんですねぇ~。
怒られたくないもんね。仕方ない仕方ない。」

必要情報とそうでないこと聴き分けるって、子どもにとっては、難しいですよね。


虹とおひさま主催 令和5年度学習ナビゼミ始動です!
第1回目は、4月28日「小集団活動を考える」

学習ナビゼミ小集団指導の話で、一番病の発達障がいの子どものために小集団活動を取り入れたことをお伝えしました。
クラスに一番病の子どもが複数の場合、どうしたら良いかのヒントになればと思い、私だったら、を書きますね。

混乱が起こってからの対応は遅い!
その前に主導権を握る!

例えば…
「手洗いの場面で一番を競う」
洗っている途中で、カウントを数えるか、手拍子で、これに合わせて洗えるかな
→注目を速さでなく合わせることへ

速さを競う場合、敢えてゆっくりを競うことを提案します。
ゆっくりできた人が一番!
→速くやっている時は、自分しか見えないが、ゆっくりを競うと、友だちを見ようとします。
過活動の子どもにとっては、ゆっくりは難しいことです。
やり終えた時、難しいことに挑戦したふたりに拍手。
友だちの行動に目を向けるきっかけを作ります。

勝った方に「すごいじゃん!」と褒め、負けた方に「悔しかったね~。わかるわかる。次はどうしたら勝てるかな」と心の中をことばにします。
感情的になっている時に、説教は心に響きません。
教えるスタンスでなく、共感するスタンスで関わります。
→勝ち負けにこだわるのは、悪いことではありません。
負けたら次の方法を考えるきっかけになります。
悔しさはバネになります。

一番病の二人を離すのでなく、お互い意識しているならば、敢えて近くし、意識できるようにします。
チームを分けるのでなく、同じチームにします。
意識し合えるならば、相手の良さにも気付けます。
協力し合える場を設けます。
協力して目標達成できる内容を考えみます。

子どもが象徴化、概念化あたりならば。
福笑いで、かわりばんこに顔のパーツを貼ります。
ひとりはことばでガイドします。
お盆の上にボールをいくつか置いておき、二人でお盆を持って運ぶゲーム、
なかよしキッズで紹介した缶積み、
交互に積んでいきます。

等々協力して目標達成することで、応援し合うことを教えます。
お互い相手を意識しているので、相手の行動にも目を向けさせます。
教員は見本となるよう、「〇〇くん、○○しているところがいいよ!」とその瞬間に声をかけます。


今回は、当センター監修で実施している学習ナビゼミのご案内です。
参加資格はありません。

今年度の学習ナビゼミのテーマ

「実態把握から実際の指導へ」
~ 講義・教材作り・演習で困りを解決!!~

単なる講義だけでなく、子どもの困りに添って、丁寧に説明します。
よって、学んですぐに現場で実践できるセミナーです。

着実にできるためのスモールステップの重要性を知ってほしい

私たちセンタースタッフがあたり前に行っていることですが、月1回の指導でも、着実にできることが増やすために、子どもの抱えている困難さの原因の見立てと、50分の指導内容をスモールステップを考えて行っています
何をどう教えたら良いか、目の前の子どもの発達段階がわからなければ、行き当たりばったりの時間になります。
28年間、大切にあたり前に行ってきたことを、しっかりとお伝えいたします。

今回のコースでは時間の学習(リニューアル版)指導法を学んでいただけます。
当セミナーはオンラインセミナーですので、会場にお越しただくこともなく、ご自宅などで受講することができます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

コースのご紹介

コースごとにお申込みいただけますので、ご興味のあるコースを受講することができます。

  • 小集団を考える【全1回】4月28日(金)
  • 1.時刻の学習【全2回】5月26日(金)・6月2日(金)
  • 2.時間の学習【全4回】6月30日(金)・7月7日(金)・7月24日(金)・7月31日(金)
  • 無料相談① 6月9日(金)※学習ナビゼミ2023年度受講者の方であれば、ご参加いただけます。
  • 無料相談② 8月25日(金)二学期の指導に向けて、課題解決! しゃべり場 ※学習ナビゼミ2023年度受講者の方であれば、ご参加いただけます。

学習ナビゼミ2023年春・夏コースの詳細/お申し込みはこちらへ


担任が〇〇先生という△△から来られた人で・・・。
印象と評判が違うんだよね~とか、話を聞いてくれる先生ですよとか。
しっかり見ているんですね~。

心理学的には、第一印象は、視覚情報と聴覚情報です。
第二印象は、会話の内容と受け応え。メモを取る等真剣に聞く姿は印象いいとも。
スリーセット理論。
3回で決まってしまいます。
もし、印象悪かったかなと思ったら次に印象良くなるようにします。

子どものことをどれくらい知ろうとしているか、どれくらい事前に情報収集しているか。
12年間の限られた学校生活。
実態把握に時間をかけずにいかにバトンタッチがスムーズであるか。
保護者の方は期待されています。
もちろん、一番緊張しているのは子どもたちですが。
なかなか落ち着かない4月。
センターの指導も少し優しい課題から、負荷かからないよう気配りの月です。


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