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入学の感動の投稿の多い中、受け入れる側もその期待に応える覚悟が必要です。

3月に卒業した娘の4年間の学びを見ていてもそう感じます。
頭が柔軟で好奇心旺盛の時代。
そして、可能性を果てしなく感じる時代。
知識技能が身に付くだけでなく、世界観が変わる!
私たち世代の価値観、あたりまえが通用しない。
新たな価値観にどれだけ適応できるかが問われる。

昼食時間が確保されていない娘の大学は、食べながら授業を受けるのがあたりまえでした。
もちろん教官も認めています。
今時は携帯で検索するため、授業中に操作することを認めている大学が増えています。
いや、禁止する方がおかしいと、大学教官の川間は言います。

相手へのマナーやしきたりが頭をよぎりますが、ただ正面向いて聞いている素振りを見せる学生を期待しているわけではないです。
伝えようとしている内容を理解して吸収して欲しいだけです。
だったら、 どこまで許容できるのでしょう。

机の上に好きなおもちゃや本を置きながら一緒に学習している子どもたち。
それは子どもにとってそこにあることが安定剤であることもあり、難しい問題に取り掛かる前のブレイクタイムの時もあります。
だから、あえてこちらから片付けることを要求しません。
お母さんはハラハライライラしているかもしれません。
相手に失礼だから。
不快感を与えてはいけないから。
勉強に集中して欲しいから。
目を見て話を聴きなさい、と言われますが、目を見たらそこに集中して話が聴けない子どももいます。
だから敢えて目を逸らし、一点を見つめながら話に注力します。

その行動の意味を理解し、集中して見たり聴いたり取り組もうとしてくれることがわかれば、全然不快感は感じません。

授業初日。
お互い相手がどんな人かを探り合う2時間を終え、少し呼吸が合うようになりました。
来週が楽しみです!
来週は、ことばの発達の授業と教材作りです。


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