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虹とおひさま主催 令和5年度学習ナビゼミ始動です!
第1回目は、4月28日「小集団活動を考える」

学習ナビゼミ小集団指導の話で、一番病の発達障がいの子どものために小集団活動を取り入れたことをお伝えしました。
クラスに一番病の子どもが複数の場合、どうしたら良いかのヒントになればと思い、私だったら、を書きますね。

混乱が起こってからの対応は遅い!
その前に主導権を握る!

例えば…
「手洗いの場面で一番を競う」
洗っている途中で、カウントを数えるか、手拍子で、これに合わせて洗えるかな
→注目を速さでなく合わせることへ

速さを競う場合、敢えてゆっくりを競うことを提案します。
ゆっくりできた人が一番!
→速くやっている時は、自分しか見えないが、ゆっくりを競うと、友だちを見ようとします。
過活動の子どもにとっては、ゆっくりは難しいことです。
やり終えた時、難しいことに挑戦したふたりに拍手。
友だちの行動に目を向けるきっかけを作ります。

勝った方に「すごいじゃん!」と褒め、負けた方に「悔しかったね~。わかるわかる。次はどうしたら勝てるかな」と心の中をことばにします。
感情的になっている時に、説教は心に響きません。
教えるスタンスでなく、共感するスタンスで関わります。
→勝ち負けにこだわるのは、悪いことではありません。
負けたら次の方法を考えるきっかけになります。
悔しさはバネになります。

一番病の二人を離すのでなく、お互い意識しているならば、敢えて近くし、意識できるようにします。
チームを分けるのでなく、同じチームにします。
意識し合えるならば、相手の良さにも気付けます。
協力し合える場を設けます。
協力して目標達成できる内容を考えみます。

子どもが象徴化、概念化あたりならば。
福笑いで、かわりばんこに顔のパーツを貼ります。
ひとりはことばでガイドします。
お盆の上にボールをいくつか置いておき、二人でお盆を持って運ぶゲーム、
なかよしキッズで紹介した缶積み、
交互に積んでいきます。

等々協力して目標達成することで、応援し合うことを教えます。
お互い相手を意識しているので、相手の行動にも目を向けさせます。
教員は見本となるよう、「〇〇くん、○○しているところがいいよ!」とその瞬間に声をかけます。


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