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コロナ感染拡大後、スーパーなど買い物に行くと、ICカード決済推進をアナウンスしています。
確かに事前にチャージしていれば、レジでの時間も短く、小銭をお財布にしまう手間もありません。
しかも、ICカード決済することによる特典も受けることができ、悪いことではありません。

しかし、電子マネーでお買い物をする親の様子を見た子どもは「あのカードがあれば無限に買い物でできる!」と勘違いしてしまうかもしれません。
1000円チャージされているICカードも10000円チャージされているICカードも買い物の仕方は一緒です。
親には既に金融リテラシーがありますが、子どもにはまだ、しっかりとした金融リテラシーが身についていません。


お金に触れることなく買い物ができる時代にお金のこと、どう教えていくべきか、学校教育だけで金融リテラシーが身に付くのではありません。
社会生活における消費、経済、貯蓄など金融に関わる活動はやはり、家庭の役割は大きいものだと感じます。


先日、ある中学生に、きゅうりっていくらだと思う?お肉ってどの肉が高いか知ってる?
カレーライスを4人分作るとしたら、何の材料をどれ位買ったらいい?いくらあれば足りるかな?
と、質問してみました。

すると…
「う~ん5,000円くらいかな?」

どんだけ、リッチなカレーができるのか。

物の価値は、持ち金とにらめっこしながら高い、安いと判断するものです。
小学校低学年で月に500円のお小遣いならば、ノートや鉛筆、または、キャラクターのカードを買いながら、身近な物の価値を知り、中学生になり、おしゃれになった女の子は、髪留めやリップクリーム等の値段に気付くなどなど。

子どもの置かれている環境と物の価値がリンクしながら、物の価値、高い・安いの感覚が養われるのです。
ですから、実際の硬化や紙幣のやりとりは必要であり、その上で、キャッシュレスが有効になるのです。
だから、キャッシュレス時代の今だから、お金の学習にこだわるのです。

今回の夏季セミナーの『お金の学習』はぜひ、お父さん、お母さんにも学んでいただきたい学習法です。

2022年夏季セミナーの詳細/お申し込みはこちらへ


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