ねこ先生のつぶやき

今日は、ゆうやんのことをお話しします。小学校1年生のゆうやんのある日の連絡帳の内容にお母さんはびっくり!『お子さんが給食で遅くまで食べていたお友だちのキウイを食べ、キウイはお友だちの好物で、泣いてしまったので、お友だちの物を食べないようにと注意しました。』と。お母さんは、「なんで食べたの!」と言いかけてハッとしました。『最近、家で何でも手伝おうとしているから、もしかして、遅くまで食べていたのを手伝おうとしたのかも…』。でも、お母さんはすぐにはゆうやんに聞くことをしませんでした。そして『最近、よくお手伝いをするようになったので、友だちの手伝いをしようとしたのかもしれません。先生から聞いていただけますか。』とお返事を書きました。翌日の連絡帳に、やはりそうだったとの返信がありました。お母さんは思いました。子どもの味方が増えたと。とかく、見えないところで起こった子どもの負の行動に対して、親は自分の育て方を問われていると感じ、子どもを責めてしまいがちです。でも、子どもはその時々成長した姿が大人にとって不都合な行動になることもあります。実はゆうやんはうちの娘です。私はすぐに問い詰めることなく、先生から聞いてもらうことで、先生に子どもの成長の姿を知ってもらう対応をしました。ありがたかったのは、先生の記述が細かく、そこから謎解きができたことです。共感の公式☞それは、『なんで!』を『だから・・・なのね』に代えること。ゆうやんには、『遅くまで食べていたから手伝おうとした?これからは、食べてあげようかと聞いてからにしようね』と、先生からのお返事を一緒に読みながら伝えました。


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜15:00)

電話番号:0835-25-8808