4月入学を迎える小学1年生向けのクラスも明後日で4回目。
学校が異なる6人のメンバーで昨年暮れからスタート!
そのほとんどが通常学級に在籍する。
個別の学習ではそれぞれ年齢相応の力を発揮している子どもたち。
集団の場で、先生の指示を聞いて、スムーズに行動できるよう、はじめの一歩をつまずき学校嫌いにならないよう、困るであろうことを想定しながら内容を考えている。
もちろん、他者認識、自己発揮の観点も入れている。

現キッズも回数を重ねる度に友だちの名前を覚え、協力しようとする姿勢も見られるようになった。
前回のキッズで私はハッとさせられた!子どもってこんなところで困っているんだ!!

1. 「ふでばこに蓋をしましょう」⇒「先生!蓋がありません!」
ふでばこに一体化した蓋は、子どもの中では蓋ではない!

2.「みなさん、先生がそらに字を書くから良く見ていてね♪」
⇒ みんなは、窓の外のそらを見ていた!

3.「これからプリントを3枚しましょう」  
⇒ 一枚やる度に鉛筆を換える子、同じ鉛筆を使い続ける子
その時思った!どのくらい使ったらとんがった鉛筆と換えたらよいのか、それも教えなくちゃ!!

4.となりの友だちのふでばこをチラチラ見ながら、自分のふでばこの中身を確認している
⇒ 自分も、筆箱の中の付属品として鉛筆削りがあったことを確認し、ホッとしていた。
もし、鉛筆削りが筆箱の付属品でなく、単体で入っていたら不安だったかも。

今成人になったキッズメンバーのひとりは、入学式でベルトがなかったことで式に入れなかった。
ベルトがなくてもズボンには支障がかたったのだか‥。
大人からして些細と思うことも、子どもにとっては大きな不安である。
どこまでが全く同じでないといけないことで、どこからが個々異なることがあってもよいことか、伝えないと不安になる。
もしかしたら、こんなことが、登校渋りの原因に繋がることもあるのかもしれない。

はじめの一歩!ここがうまくいくように、シミュレーションしながら指導の内容を考えてはいるが、いつになったら、いくつになったら子どもたちの気持ちに寄り添えるのだろうか…。


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初のメールマガジンです。
「子どもの見方=子どもの味方」をテーマに子どものサポーターになるための学習会です。
お母さんもお父さんも、そして、おじいちゃんおばあちゃんも、学校や園の先生や支援員の方も、身近な子どもたちの顔を思い出しながら読んでください。
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このところ、スーパーキッズに出会う機会が多くあります。そして、不登校の子どもたちにも…。
つい、考えてしまいます。枠やルールのことを。

私もひとりの親として自分の子どもを「普通」の枠にあてはめることで、取り敢えず安心していると感じます。
社会のルールのもとで生活できることが、本人が困らないだろうと決め付けている自分がいます。

しかし、社会の枠に息苦しさを感じるたくさんの子どもたちとの出会いで、生き方について考えることが増えました。
保護者の方々は、できる限りお子さんの良い面がつぶれず、かつ、社会生活が少しのストレスで送れるギリギリの環境を探し回っています。

就学相談、進学相談を受け、お子さんにとってbetterであろう環境を一緒に考えます。少人数、支援体制、学校の理念…。
いろいろ考え、行き着いたところは、「希望」でした。
ずっとずっと親御さんが環境を作り続けることは困難です。子どもたちに「希望」という元気玉を与えることだと思います。

小学生中学生のスーパーキッズ、不登校の子どもたちには大学のオープンキャンパスや研究発表会に参加することを勧めます。
将来ここで何かをしている自分をイメージし、夢の実現に向けて、今、何をしたら良いか、具体的なプログラムを一緒に考えます。

未来に希望を持ちながらの、保護者の方、子どもたちのと相談の場は、暗く辛いものでなく、わくわくしてきます。
これまでは、他人が決めた社会の枠に当てはまることが苦痛だった子どもたちが、自分で生活の具体的な枠組みを考え、実行するようになります。

「普通は…。」のことばが大嫌いな私です。
でも、人に迷惑をかけない、自分を誤解されないルールは教えていかないと、とは思っています。自分を守る武器として。