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嬉しい出来事がありました。
昨日のセンターでの指導で、2歳2ヶ月のダウン症候群のりさちゃんが、初めて、アンパンマンの絵カードのマッチングで『あんばんまん』とはっきり言いました。
6ヶ月の時に摂食指導を頼まれ、8ヶ月からかかわらせていただいています。
歩く瞬間、ことばを発した瞬間、その都度感動です。
だからこの仕事は楽しい!子どものできた瞬間に出会えるから。

部屋に入るなり、『先生、サインお願いします!』と早々にアマゾンで購入された私の本「発達に遅れがある子どものための文字・文章の読み書き指導」を差し出されました。
『サイン、どうするかな』と思いながら、サインペンを持ってきました。
そして、本に、りさちゃんの手のひらを開き、りさちゃんの手形を取り、2歳2ヶ月と書きました。
この本を数年後に開いた時に、ことばを発した月であることも思い出してくれたらと思いつつ…。

「発達に遅れがある子どものための文字・文章の読み書き指導」について

数年前から、これまでの指導実績から培ってきたノウハウを、形にできないものかと思っていましたが、この度、ジアース教育新社より「「発達に遅れがある子どものための文字・文章の読み書き指導」を出版することができました。

子どもたちが「読むこと」「書くこと」「文を作ること」を獲得していく過程を、ことば、運動の発達、視覚認知の発達から捉えることで見えてきた障害の特性に応じた文字学習の論理的解説、指導法、指導法に対応した巻末ワークとすぐに指導に生かせる内容になっています。
年齢や障害の程度・障害の有無にかかわらず使える本書は、学習に難しさのある子どもに関わる全ての人に役立つ一冊です。

本書の目次や詳細はこちらのページでご覧いただけます。


久々の対面での動作です。
学校が使えないため、当センターにて、2グループに分けて、3部屋に分散して行いました。

まだまだコロナを懸念し、参加者が少ない中、担当トレーナーはSV級を充て、今回全く初の参加の1年生をサブトレーナーとして付けます。
1年生にレクチャーしているのはトレーナーたち。スーパーバイザーの私が各部屋を周ります。
通常2回の訓練が1回になっても、それぞれ充実した時間を過ごしていました。

コロナ渦で、直接会っていない先輩の誘いにも関わらず、よく集まったなと、先月のzoomで参加した新1年生を見て思いましたが、今回、電車乗り継いでも参加した学生に拍手です。

女子3人に感想を聞くと『難しい…』と言います。
『採用されて現場に入り、、横たわっている子どもにどう関わったらよいかわからないよりも、さっと抱っこできたらいいよね。今日のトレーナーはみんな、君たちの先輩。こうなれたらいいよね。』と将来の姿をちょっと見えるように伝えました。
先輩も照れてはいましたが…

とりあえず、心配していたのは、川間が山口大学からいなくなっても16年間、学生が下級生を誘い、続いてきた訓練会がコロナ渦で立ち切れてしまうことでした。
折角関心を持った1年生の気持ちを絶やさないよう、先月は会場での訓練の様子を見せながら、zoom上で学生同士グループになり、学生同士を繋ぎディスカッションさせました。

今回、内心どう感じたのか…。
やる気の芽を育てたいと心から思います。


いよいよ春に向けて動き出しました!!
2021年春季セミナーの開催日は2021年3月21日(日)、本会場はルルサス防府です。
夏季セミナー同様、会場+サテライト会場+個人オンラインのハイブリッド型で実施決定!
内容は、夏を受けて『国語:特殊音節の指導法』です。

拗音(しゃしゅしょ 等)、長音(れいぞうこ 等伸ばす音:『い』と書くけど読みは『え』  文字の表記と読みが異なる)、拗長音(きゅうり等、拗音と長音がある単語)、促音(こっぷ 等のつまる音)。
これらは、文字数と拍数(モーラ数)と音節数が異なる。たとえば、『がっこう』は、4文字、3モーラ、2音節の単語。
それまで、文字数と拍数、音節が同じ単語だったので、子どもたちは混乱します。
小学校1年生の1学期に学習し、その後のカタカナ、2学期からの漢字に繋がっていきます。
学校で学習する時間はほんの少しですが、とてつもなく内容は幅広い分野です。
一日かけて、たっぷりその難しさを体験し、教え方の演習を行います。
もちろん、教材付きセミナーです。

昨日のスタッフ会議では…
セミナーでどの単語を取り上げるか…。
子どもが日々連絡帳に書く単語、日記に書く頻度が高い単語、ひとつの単語に複数の特殊音節が入っている単語 …など。
難易度を、文字数、位置、特殊音節が含まれる数で考えます。
センターで子どもたちに使っている教材から、春セミナーの試作品を考えます。
例年と異なるのは、オンラインでの演習。ここをどのように行うか!
またまた、ワクワクしてきました。

春季セミナーの情報は、当センターのホームページやFacebookページでご案内していきます。
Facebookページに「いいね!」していただきますと、いち早く、春季セミナーの情報を知ることができます。

やまぐち発達臨床支援センターのFacebookページはこちら>>


一昨日は、オンライン自主勉強会を開催しました。
広島県立呉特別支援学校の先生方を中心に、ナビゼミメンバーが加わり、10名での勉強会。前日に決まった勉強会でした。

内容は、約20年前、宇佐川先生の理論をもとに日頃の実践からオリジナルで作成した認定NPO法人やまぐち発達臨床支援センターの指導段階を見ながら、どの段階かをビデオで分析します。
3人の子どものビデオの数秒を何回も何回も見ながら、事実だけを抽出します。
とかく所見、所感、判断、仮説が混在する記録。
とにかく、目の前の子どもの行動を見る!判断はその後でいい!

徹底して伝え、何回も見直します。
どの段階にあるかを、一瞬の子どもの行動から読み取ります。
日々、子どもの発信している宝物の情報を見逃している、もったいない!そこに気付いて欲しい。

センターの保護者の方は、子どもの学習の横でひたすら事実と所見に分けられた記録用紙に書いては、子どもの小さなできたを喜んでいいます。
子育ての楽しさに繋がっています。
目が肥えていくから教員に対する目も厳しくなります。

今年度、広島県立呉特別支援学校の研究のサポーターとして入っており、先日見学と講演をして思い付いた自主勉強会。
テーマに実態把握もあったため、私が何回も訪問するよりも、学校の核になっている教員が子どもをしっかり見る目を持てるよう、勉強会で繋ぎます。
子どもの見方=子どもの味方

昨日の夜もオンライン会合です。
テーマは、『どこまでできるオンライン!』
オンラインでの先生方の報告を楽しみにしています。


今日から2日間、島根県立益田養護学校で指導です。
やっと来れました。
18年目になりますが、毎年3回~6回通い続けてきたところです。
小学1年からみてきたこうちゃんが高校3年生です。卒業前に会えて嬉しかったです。

それにしても、増田養護学校の先生方はすごいです!!
準備していった教材とまったく同じものを作って使っています。
子どもと対面で自作教材でかかわるのが当たり前の学校です。
そもそも論から話さなくても、最初から本論に入れます。
そして、次の段階に向かうプロセスのオーダー用紙をチャチャっと書いて渡し、次の担当に繋がっていきます。
だから、毎年成長がみられます。

こだわりの強いしょうちゃんは、10のかたまりで括れるようになり、数字の数だけ物を置くことができるようになっていました。
『これはお金の学習に繋げられる!』と判断。
お金の学習は初めてのようでした。
最初に金種に分けることを行い、次に100、10、1の位の場所を教えました。
視覚優位の彼なので、場所もすぐ覚えました。
『よし!次は財布から数字の数だけ出す』。
バラバラに余分数も入れた3種類のお金から、『531』ぴったり出すことができました‼️
1日で金種弁別から必要額を財布から出すところまでできました。

給食もすごいです!!
自校で作っており、栄養士さんは、その日の子どもの体調に合わせて別調理してくれます。
配慮食の形態一種類だけでなく、次に向かう学習食も、担当のオーダーに沿って作ってくれます。
島根県でも栄養士がいる支援学校は、視覚、聴覚以外では、益田養護学校のみのようです。
とても恵まれた環境であり、私は、この学校をたくさんの教員の皆さんに紹介したいです。


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電話番号:0835-25-8808