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当センターで虹とおひさま主宰の学習ナビゼミフレッシュマンセミナーを行いました。
この時期なので、規模小さくして実施しました。

高知県の肢体不自由児の通う特別支援学校に決まった大学4年生からの要望を受けたもので、4月から教員になる学生の皆さんへの、はなむけはなむけの気持ちで最低限の知識と技能を伝えました。
参加者は4月から高知県、福岡市の教員になる大学生3人と意識の高い1年生2名でした。

内容

  • 脳性まひについて
  • 摂食指導 食べる機能の発達段階と段階に適した食物形態 再調理実習
  • オーラルコントロール(介助の仕方)
  • ポジショニング
  • 訓練の実際 (お二人の利用者様にご協力いただきました。)
  • 認知発達の段階と行動変容

演習(10時~18時)

再調理

前日から煮込んでおいた『大根、コンニャク、人参、ジャガイモ、まる天』とごはん。
離乳初期・中期、後期の形態に調理し、試食しながら、舌で滑らかさや粒のあるなしを感じ、子どもの機能に合っているか確認。
どろどろの形態を食べることに躊躇するかと思いきや、学生たちは「うまい!」「う~んこれは」等批評仕合いながら完食。『さすが!』

伝えたこと

「子どもの機能で(口腔機能)、食べてみてから子どもに食べてもらう」「自分が食べたくないようなミスマッチの組み合わせをしない」「食べ物の味を大切に」ということ。

子どもの小さなできた!に気付けるかどうか は、どれだけ子どもを見ることができるかにかかっている、見方は味方につながる。そして仕事が楽しくなります。見方=味方

時間は有限、使い方は無限。
4月からはお茶を飲んでいても給料がもらえます。
1年目にたくさんのことにチャレンジし、たくさんの人と繋がり、この人のようになりたい目標となる人に出会って欲しい…そんなことも伝えました。
「時間は有限、使い方は無限、どう使うかはその人にかかっている」同友会の先輩からのすごく響いたことばを使わせていただきました。

受講生の感想

もっと早く知りたかったです。
大学では理論や概念は学ぶのですが、こういった実践が少なく、これからどう指導していけばよいのか少し不安もありましたが、こういう機会をいただきとても参考になります。
県外へと生活の拠点を移すのですが、このような実践形式の学びがあれば参加したいと思っています。

≪New!≫お知らせ

指導法を学びたい方、新学期から支援学校、特別支援学級の担任になる方へ…
やまぐち発達臨床支援センター監修虹とおひさま発信新たな学びの場ができました。
当センターの指導法をそのまま学んでいただくことができます。
セミナーで学ぶように、自分の時間で何度も繰り替えし学ぶことができます。

詳しくはこちらでご確認ください。


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜15:00)

電話番号:0835-25-8808