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エフエム山口マダパナでの収録のテーマ「投稿しぶり」


とっても難しいテーマで、こうしたらよいとは伝えられません。
子どもの置かれている環境、かかわる人、特性、年齢により原因が異なるからです。
特に新学期、長期休暇後が多いと感じます。
安心安定した家から、試合に臨むような緊張感を持ちながら園や学校に飛び込んでいきます。

緊張感の原因は、何が起こるかわからない不安とうまくやっていけるかどうか自信がないことだったり…。
それは接する先生や友だちにも同様の不安を感じながら。
うちの子もあったので、登校を付き添いながら、その日の予定を具体的にイメージできるように伝え、不安のはじめの一歩を乗り越えたこともあります。

次に、4月スタートダッシュは順調でも途中で息切れを起こし休みたいと申し出たり、身体の変調を伝えたり…。
これはエネルギー切れ。
エネルギーチャージが必要。
うちは肯定的なお疲れ休みを取ったこともあります。
罪悪感を感じさせないように、一緒に楽しいことをしながらチャージすると、翌日に自分から行くと言いました。
休むことは悪いことではないけど、何となくしっくりしない気持ちを育ててきたように思います。

皆勤賞も素晴らしいことだと思います。
でも、絶対休んではいけない、休むことは悪いことと教え込んでは、大人になって身体や心が辛く苦しくても休めず、休みたいと思う自分を追い込んでしまうかもしれません。
大事なことは、ON-OFFが調整できることだと思っています。
大人は、身体の疲れや心の疲れを、仕事量や時間で調整できますが、子どもは調整できません。
だから身体の不調で訴えるのだと思います。

少々辛くても、疲れていても跳ね退けられる心と身体の体力(エネルギー)は、日頃の積み重ねです。
少々のことで休ませるのでなく『大丈夫!』と背中を押し続けてきました。
活躍の場をできるだけたくさん作り、過程を応援し、結果がどうあれ認めると、結果だけでなく、頑張ってきた自分を認めるようになります。
少々のことを跳ね返すエネルギーを溜める器が大きくなります。

ONが続き、チャージが必要となった時の最大のエネルギーチャージはほめること。
自分を肯定的に見て、自信が持てるようになると、前に進もうとします。

今回のFM山口マダバナの収録でこんなことを話しました。
でも、最初に言ったように、一人ひとり原因は異なります。
共感できるところだけをチョイスしていただけたらと思います。


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