『肢体不自由教育』山口学芸大学の集中講義終了
朝から18時まで、90分5コマの授業です。
事前に資料を送ったものの、セミナー動画に時間を割いて、no program…
いつもの如く、受講者を見ながら、その場で、授業構成を決めます。
今日の学生は、2年生の時にも一時間教えた学生たちです。
なかなか、素直でノリが良い学年。
まず、重度の子どもの写真を見せ、『あなたがこの子の担任になったら、何を指導目標とするか』と問います。
意思表示手段の確立の意見が多かったので、認知面から講義を始める。
文字に向けてのステップから、文字学習のステップへ。
学習、食事で、大切なことは、ポジショニング。
そして、運動・動作の学習へ。マットで補助の仕方を伝える。
次は、その流れで、正常運動発達のビデオ視聴。
そして、脳性まひ児の乳児期のビデオを見せながら、脳性まひについての講義へ。
そして、その流れから、摂食指導へ。
食材を使いながら、食べる機能の正常発達段階を伝える。
そして、マットで、介助法を。
最後は、進行性疾患のお子さんのビデオを見せ、家族は、お子さんがどんな状態であっても、笑顔で見守っていることを伝える。
あなたたちは、家族とお子さんの長い人生の中でのほんの少しの時間を共に生きさせていただいている。
家族の思いを大切に!
そのほんの少しの限りある学校生活が充実したものになるかどうかは、君たちにかかっている。
教師の専門性は何か!
…と、レポート課題を出して終了。
フーッーーーー
身体的にはクタクタだが、精神的には充たされた一日でした。
思いを繋いで、心優しく子どもや家族に寄り添える教師になってくれることを願っています。