セミナー

会場またはオンライン『学び方を選べるハイブリッド型シンポジウム』


今回のテーマ:超早期療育について考える~ダウン症児の子育てから~



参加資格はありません。ご興味や関心があれば、どなたでもご参加ください。


シンポジウム開催に至るまでの思い

現在5歳のダウン症候群と診断を受けているAちゃんは、幼稚園の運動会で支援員なしで、競技すべてをこなしました。ダンスは振り付けを覚え、かけっこは腕を振りながら足を前に出し、全速力でゴールしました。食事は、2歳からバネ付きの箸を使い始め、今では補助箸を使い、硬い物はバリバリ噛むことができます。学習は、ひらがなのなぞり書き(透写)もできるようになり、数字は読むこともできます。
ダウン症児の場合、筋緊張の弱さから、食事を口唇で取り込むことが難しく舌で受けることがあります。身体は一見軟らかく見えますが、股関節の内旋方向、頸肩周りの硬さを持っています。指先の細かな動きが苦手で、つまむことが難しいこともあります。
超早期療育・・・Aちゃんに続いて数名のダウン症候群の赤ちゃんが当センターに来所し始めました。子どもたちは、誰一人舌突出することなく食べています。1歳で箸を使う子もいたり、3歳を待たずにジャンプしたりボールを投げることができる子もいたりします。
ダウン症だから・・・脳性まひだから・・・自閉症スペクトラム症候群だから・・・
障がい名で特性を固定化させ、ステレオタイプで子どもを見てはいませんか。
障がいの特性から出てくるであろう症状に対して、早めにかかわることで、子どもたちの可能性は広がります。『やってみたい!』『食べたい!』『走りたい』興味関心が出て、要求行動が出た時に、それが制限されることなくできる素地を整える必要性を、かかわる子どもたちから感じています。
医療、教育、福祉現場の方々、そして、赤ちゃんを抱えた保護者の方、今からスタートを考えている保護者の方に聞いて欲しい!子どもの可能性を信じて欲しい!そんな思いでいます。

日時

  • 日にち:令和6年1月21日(日)
  • 時間:13時00分~16時40分(開場・受付12時30分開始)

募集定員

  • 対面(会場 防府市創業・交流センター、デザインプラザHOFU2階):100名
  •      *駐車場あり
  • オンライン:人数制限なし

お申込み締め切り

  • 令和6年1月13日(土)
  • ※定員に達した場合は、早めに締め切らせていただく場合もございます。お早めのお申し込みをお勧めします。

参加費

1,000円(税込)
※お申込み後、参加費の振込先を別途メールにてお知らせしますので、1月15日(月)までにお振込みをお願いします。

タイムスケジュール


12:30 受付・zoom入室開始
13:00 開会
13:30 講演開始
『お子様の学校卒業後の生活を視野に』
14:10 休憩~センター紹介~
14:25 やまぐち発達臨床支援センター
なかよしキッズの紹介
14:40 シンポジウム
『超早期療育が今に繋がったと感じること』
15:50 まとめ アンケート
閉会
16:00 会議室にて個別相談会(※事前申込み不要)
16:40 終了

セミナー講師・スタッフ

講師 松田信夫氏
山口学芸大学 教授
山口障害者リハビリテーション研究会 会長
司会 川間健之介氏
筑波大学人間系 教授
筑波大学附属大塚特別支援学校 校長
放送大学客員教授
臨床発達心理士
心理リハビリテイションスーパーバイザ―
やまぐち発達臨床支援センター理事
コーディネーター 川間弘子
やまぐち発達臨床支援センター理事長
言語聴覚士
学校心理士
心理リハビリテイションスーパーバイザ―
虹とおひさま代表

当日11時から入室可能

お申し込み後のキャンセル/不参加について

お申し込み後のキャンセル、当日不参加の場合でも、参加費はお支払いいただくことになります。

オンライン参加の方法

Web会議ツール:Zoomを使用して実施します。
事前にオンライン参加の方へは参加用メールを送信します。


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電話番号:0835-25-8808