2024年 シンポジウムのご案内
会場またはオンライン『学び方を選べるハイブリッド型シンポジウム』
今回のテーマ:超早期療育について考える~ダウン症児の子育てから~
参加資格はありません。ご興味や関心があれば、どなたでもご参加ください。
シンポジウム開催に至るまでの思い
現在5歳のダウン症候群と診断を受けているAちゃんは、幼稚園の運動会で支援員なしで、競技すべてをこなしました。ダンスは振り付けを覚え、かけっこは腕を振りながら足を前に出し、全速力でゴールしました。食事は、2歳からバネ付きの箸を使い始め、今では補助箸を使い、硬い物はバリバリ噛むことができます。学習は、ひらがなのなぞり書き(透写)もできるようになり、数字は読むこともできます。
ダウン症児の場合、筋緊張の弱さから、食事を口唇で取り込むことが難しく舌で受けることがあります。身体は一見軟らかく見えますが、股関節の内旋方向、頸肩周りの硬さを持っています。指先の細かな動きが苦手で、つまむことが難しいこともあります。
超早期療育・・・Aちゃんに続いて数名のダウン症候群の赤ちゃんが当センターに来所し始めました。子どもたちは、誰一人舌突出することなく食べています。1歳で箸を使う子もいたり、3歳を待たずにジャンプしたりボールを投げることができる子もいたりします。
ダウン症だから・・・脳性まひだから・・・自閉症スペクトラム症候群だから・・・
障がい名で特性を固定化させ、ステレオタイプで子どもを見てはいませんか。
障がいの特性から出てくるであろう症状に対して、早めにかかわることで、子どもたちの可能性は広がります。『やってみたい!』『食べたい!』『走りたい』興味関心が出て、要求行動が出た時に、それが制限されることなくできる素地を整える必要性を、かかわる子どもたちから感じています。
医療、教育、福祉現場の方々、そして、赤ちゃんを抱えた保護者の方、今からスタートを考えている保護者の方に聞いて欲しい!子どもの可能性を信じて欲しい!そんな思いでいます。
日時
- 日にち:令和6年1月21日(日)
- 時間:13時00分~16時40分(開場・受付12時30分開始)
募集定員
- 対面(会場 防府市創業・交流センター、デザインプラザHOFU2階):100名
- *駐車場あり
- オンライン:人数制限なし
お申込み締め切り
- 令和6年1月13日(土)
- ※定員に達した場合は、早めに締め切らせていただく場合もございます。お早めのお申し込みをお勧めします。
参加費
1,000円(税込)
※お申込み後、参加費の振込先を別途メールにてお知らせしますので、1月15日(月)までにお振込みをお願いします。
タイムスケジュール
12:30 | 受付・zoom入室開始 |
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13:00 | 開会 |
13:30 | 講演開始 |
『お子様の学校卒業後の生活を視野に』 | |
14:10 | 休憩~センター紹介~ |
14:25 | やまぐち発達臨床支援センター なかよしキッズの紹介 |
14:40 | シンポジウム |
『超早期療育が今に繋がったと感じること』 | |
15:50 | まとめ アンケート 閉会 |
16:00 | 会議室にて個別相談会(※事前申込み不要) |
16:40 | 終了 |
セミナー講師・スタッフ
- 講師 松田信夫氏
- 山口学芸大学 教授
- 山口障害者リハビリテーション研究会 会長
- 司会 川間健之介氏
- 筑波大学人間系 教授
- 筑波大学附属大塚特別支援学校 校長
- 放送大学客員教授
- 臨床発達心理士
- 心理リハビリテイションスーパーバイザ―
- やまぐち発達臨床支援センター理事
- コーディネーター 川間弘子
- やまぐち発達臨床支援センター理事長
- 言語聴覚士
- 学校心理士
- 心理リハビリテイションスーパーバイザ―
- 虹とおひさま代表
当日11時から入室可能
お申し込み後のキャンセル/不参加について
お申し込み後のキャンセル、当日不参加の場合でも、参加費はお支払いいただくことになります。
オンライン参加の方法
Web会議ツール:Zoomを使用して実施します。
事前にオンライン参加の方へは参加用メールを送信します。