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昨晩、虹とおひさま主催、当センター監修で特別支援教育指導者のためのオンラインナビゼミ1回目が開講しました。
ZOOMミーティングに14名ご参加いただきました。
児童デイサービス運営の保護者の方、ベテランの先生方、新人+学生が4名、大学教官3名の多彩な顔ぶれです。
東京、広島、山口が繋がり、ちょうど誕生日だった先生へ、参加者全員で歌の大合唱をプレゼントしほっかりした気持ちで終えました。

内容は、とことん学習場面のビデオ分析です。
数秒の動画を何回も見直し、3グループに分かれてのブレイクアウトセッション。
新人、ベテラン、県を越えた人たちが共通の基盤で話し合います。
一瞬の子どもの視線が、課題ができたできないを表している場面。
最初のグループ発表は、所感、判断が多く、うまくまとめようとしていましたが、回数重ね、「手は?目線は?その時指導者は、子どものどっち側にどう呈示した?」と細かくなっていきます。
とにかく事実を見逃さないことが大切です!!
その積み重ねが目標に向けてどこまで達成できているかの判断につながります。

特に、今年度は子どもたちと直接学習する時間がどんどん減っていいきます。
子どもたちと会う前に、一瞬のできたの事実を見逃さない目とその時どうかかわったかを細かく振り返り、分析できる力を付けておくことで、短い学校生活でも達成できたと判断できることは多いものです。

子どもを教える教員、学生や現職教員の学びを保証する立場の研修機関や大学教員、学校休校に伴い子どもたちとの時間が増えて、多くの活動メニューを実践せざるを得ない児童デイのスタッフ、通学できなくても同じ学びを課せられている学生たちと、それぞれ違う立場で、それぞれの環境で、見えない未来への不安を抱えながらも、同じ土俵でビデオを見ながらあれこれ話す時間は充実していて、楽しい学びの場となりました。

これまでは、場所や時間を設定してセミナーを開催しないとできないことが、ネットワークを活用してパソコン上で可能になります。

来週から、非常勤で行っている大学と専門学校がオンライン授業になりますが、準備がかなり大変ではありますが、工夫次第で可能性は無限大にも感じています。


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