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学研プラス編集長が来られました。
認定NPO法人やまぐち発達臨床支援センター執筆、約2年前から話があり、初稿をあげていた本がいよいよ出版に向けて動き出しました!

支援の必要な子どもたちへの教材集。教員、保護者、支援者向けの本となります。
これまでの教材集は、きれいな写真が主で、使う人の発想に任せたものだったのですが、指導方法に特化した教材集です。
長年支援が必要な子どもたちの学習指導に携わり、その経験と専門的な知識を結集した効果的な教材集になります。
しかも、身近な物、主に安価な値段で購入できる材料で作れる物です。
働き方改革で、管理職が積極的に教材作成を奨励しなくなったとの現状もあり、簡単に作ることができ、効果的に使用できるノウハウが詰まった教材集です。

今回は、編集長さんと実際初稿をまとめて書いてくださるライターさんが来られました。今後、併行して教材の撮影にカメラマンが来られます。
こんな風に本になっていくんだと思うと気合がはいり、今年こそ、本が出版させることを願っているところです。

【ご案内】

新型コロナウイルス感染拡大防止の伴い、各種セミナーの中止、勉強会の自粛などこれまで当たり前だったことができなくなる事態となっています。
当センターでも例年実施していました会場での春季セミナー開催を中止することとなりました。半年以上かけて、準備してきたことがお伝え出来なくなることに落胆していたのですが、セミナーをそのまま、動画配信という形で講義と実践をお伝えすることができました。

2020年度、新学習指導要領が導入され、「変化の激しい時代を生きる子どもたちが、社会の中で活躍できる資質・能力を育成する」ことが求められ、指導者もまた学び続ける必要があります。
そこで、当センター監修のもと、会場に足を運ぶこともなく、自分のペースで何度も繰り返し学べるオンデマンド学習できる『指導者のための指導法』をご紹介しています。

動画で学ぶ指導法の詳細はこちらをご覧ください。


当センターで虹とおひさま主宰の学習ナビゼミフレッシュマンセミナーを行いました。
この時期なので、規模小さくして実施しました。

高知県の肢体不自由児の通う特別支援学校に決まった大学4年生からの要望を受けたもので、4月から教員になる学生の皆さんへの、はなむけはなむけの気持ちで最低限の知識と技能を伝えました。
参加者は4月から高知県、福岡市の教員になる大学生3人と意識の高い1年生2名でした。

内容

  • 脳性まひについて
  • 摂食指導 食べる機能の発達段階と段階に適した食物形態 再調理実習
  • オーラルコントロール(介助の仕方)
  • ポジショニング
  • 訓練の実際 (お二人の利用者様にご協力いただきました。)
  • 認知発達の段階と行動変容

演習(10時~18時)

再調理

前日から煮込んでおいた『大根、コンニャク、人参、ジャガイモ、まる天』とごはん。
離乳初期・中期、後期の形態に調理し、試食しながら、舌で滑らかさや粒のあるなしを感じ、子どもの機能に合っているか確認。
どろどろの形態を食べることに躊躇するかと思いきや、学生たちは「うまい!」「う~んこれは」等批評仕合いながら完食。『さすが!』

伝えたこと

「子どもの機能で(口腔機能)、食べてみてから子どもに食べてもらう」「自分が食べたくないようなミスマッチの組み合わせをしない」「食べ物の味を大切に」ということ。

子どもの小さなできた!に気付けるかどうか は、どれだけ子どもを見ることができるかにかかっている、見方は味方につながる。そして仕事が楽しくなります。見方=味方

時間は有限、使い方は無限。
4月からはお茶を飲んでいても給料がもらえます。
1年目にたくさんのことにチャレンジし、たくさんの人と繋がり、この人のようになりたい目標となる人に出会って欲しい…そんなことも伝えました。
「時間は有限、使い方は無限、どう使うかはその人にかかっている」同友会の先輩からのすごく響いたことばを使わせていただきました。

受講生の感想

もっと早く知りたかったです。
大学では理論や概念は学ぶのですが、こういった実践が少なく、これからどう指導していけばよいのか少し不安もありましたが、こういう機会をいただきとても参考になります。
県外へと生活の拠点を移すのですが、このような実践形式の学びがあれば参加したいと思っています。

≪New!≫お知らせ

指導法を学びたい方、新学期から支援学校、特別支援学級の担任になる方へ…
やまぐち発達臨床支援センター監修虹とおひさま発信新たな学びの場ができました。
当センターの指導法をそのまま学んでいただくことができます。
セミナーで学ぶように、自分の時間で何度も繰り替えし学ぶことができます。

詳しくはこちらでご確認ください。


一通の封書が届きました。
中を見ると、2月中旬に中小企業家同友会の例会で報告させていただいた時にご出席された方からのお手紙とプレゼントでした。
一つずつ丁寧に作られた革カバー消しゴムがスタッフ数だけありました。
例会の報告でスタッフの数を伝えたことを覚えておられたのです。
約一ヶ月後に届いたということは、この間お仕事の合間に作られたのだろうと想像できます。
そんな背景を思い、さらに感動しました。

お手紙には、キャリアコンサルタントのお仕事の中で、例会でお伝えしたなかで、『その人なりの背景に目を向けることで、良好な人間関係を持つ』ことが大事と感じたと書いてありました。
実は、この方とは以前、娘とともにお世話になったバドミントン仲間でもあったので久々の再会でした。

私が、同友会入会を決めたのは、初めて例会に参加した時に報告された方からのお礼のはがきが届いたことがきっかけでした。
『こんなに一人ひとりを大切にする会なんだ』と感動しました。
その時、思いました。私が、例会報告する機会があったら、同じ事をしようと…。
そして、今回、私は例会報告後10通程、はがきでお礼の気持ちを送りました。

革カバー消しゴムを送っていただいた方の手紙には、はがきが嬉しかったと添えられてありました。

小さいことかもしれませんが、まめに気持ちを伝えることで、人は繋がっていくことを実感しました。

思いのこもった革カバー消しゴム、大切に使わせていただきます。

人から受けた幸せをまた、誰かに伝えることで幸せはずっとつながります。


1月、ふと思い付き、4月から特別支援学校、学級に決まった学生への講座を開催したいと、非常勤で行っている複数の大学に声をかけましたが、国家試験、引っ越し等忙しい時期であり、難しいだろうとのことで断念。
しかし、先週、肢体不自由校の内示がでた学生から、学生時代に私の集中講義でしか学んでおらず、不安との声を聞き、急遽開催することにしました。
大学院での専門は運動障がいであり、現職では言語聴覚士の資格を取得しているので、運動、ことば、摂食をセットで行う予定です。
こんな時なので、本当に少人数で、センターで行います。

内容は肢体不自由教育から

摂食指導 食べる発達段階と即した食物形態
オーラルコントロールの指の役割
ポジショニングと介助法
運動・動作 この日利用されるお二人に協力してもらい、訓練技法を伝えます。
脳性まひの型と麻痺の型 基礎知識
乳児期からのパターン
認知発達の流れ

朝から夜まで、一日だけですが、しっかり伝えます。

詳細/お申込みはこちらへ。

お知らせ

指導者のための学習指導法のオンデマンド学習をはじめました。
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電話番号:0835-25-8808