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言語聴覚学科3年生の授業で、4週に渡り、3歳のダウン症のお子さん2名にご協力いただきました。

第1週目 アセスメントで、国リハ式言語発達検査を実施

  • 行動観察、保護者の方からの情報収集、検査中のビデオ分析から指導計画(訓練計画)立案
  • 次回指導のための指導案作成(詳細なシナリオ)
  • 次回指導のための教材作成

第2週目 初回指導

4人の学生がペアでひとりのお子さんとかかわり、セラピーを行う。
翌週月曜日までに、ビデオ分析、評価、次時の指導案作成と教材作成

第3週目

月曜日の授業で、チェックし、指導案に沿って、呈示位置、順序、ことばかけを、子どもがいると想定し、徹底的に練習する!
火曜日 2回目のセラピー実施
翌週月曜日までに、ビデオ分析、評価、次時の指導案、教材作成 

第4週目

月曜日にチェック、徹底的に指導の練習
火曜日 3回目のセラピー実施
その後、症例報告書作成

ぎゅっと!充実した約ひと月!
りさちゃんは、物の名前を理解できること(ことばの概念形成)が大きな目標でした。
4週間後、表情が豊かになり、ことばがたくさん出るようになりました!
むっちゃんの大きな目標は、物と物との関係がわかることでした。
4週間後、受話器を耳に当て、じょうろでお花にお水をかけるしぐさ、急須でコップに注ぐしぐさ、歯ブラシとコップの関係が理解できるようになりました。
型はめも複数からの見分け(パターン弁別・分類的弁別)ができるようになりました。

娘と同い年で、バドミントンジュニア時代から中学まで戦ってきたふたりが、何と!教え子になるなんて。
所属は違っても努力し続けた経緯を知っていたので、娘のような思いで教えたように思います。

でもでも、一番頑張ったのは、りさちゃんとむっちゃんです!
この3歳のおふたりの特別講師が、学生の意識を変え、感動を与えてくれました。
感謝の気持ちでいっぱいです。



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