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同時処理タイプの子どもの指導状況を保護者さまにご了承いただき、情報提供します。

☆実態(簡単にまとめると…)

即時的記憶力は高い。
まとまりの数や漢字は形で捉えるが、全体と部分を相互に把握できず、書字では抜けやバランスが取れず、音読は逐次読みになる。

☆指導の流れ

図形模写(全体と部分)
→ランダムに並んだ文字の中から単語を抽出(単語をまとまりとして抽出)
→短文の中から、『なに』の部分を抽出(音読、読解に向けて、意味のあるまとまりを抽出)
→漢字の形を即時的に覚え想起しながら書く時に、筆順を言語化させる(全体と部分)
→10までの量のイメージ(量を大きさで捉える:得意!)
→時計の10の大きさ(時間を大きさで捉える)
→10分毎の位置を覚え基準とし、5・10の間の時刻を読む(10分の大きさから、10分毎の位置を把握する)
→10の補数、加数の分解により、くり上がりの計算を行う。(数量を見える形で大きさに置き換え分解する)

得意なまとまりを把握できる力を活用し、音読・書字・くり上がりの計算を行っています。
時計の時刻の読みも、10分の大きさから大体の位置を把握し、長針の数字がなくても読めることを目標にしています。

時間の指導は、元役者からすると、台本です。
クライマックスをどこにするか…ですね。


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